カカカのFX日記

思いついたことを気ままに記録に残していきます。

OCO/IFDは便利だけど頼り過ぎるとトレードが上達しなくなる理由

OCO/IFDに代表されるようなエントリーと同時に自動で損切り設定ができる機能だ。

トレーダの心理状況にかかわらず機械的損切りができる。

損がエントリーと同時に限定される。

少なくとも一回のトレードで大損することはなくなる。安全だ。

だが、ここには大きな落とし穴がある。

これに頼ると真の意味での損切り技術が全く身につかないのだ。

 

そもそも損切りとは相場を見ていくなかでするものであって、

エントリーと同時に設定できるものではない。

いや、これは正確ではないか、エントリーと同時に設定する損切り

どうしても大雑把、低品質なものとならざる得ないのだ。

 

本来トレーダはエントリー後、相場の動き次第で損切りタイミングを

見計らいここぞと思ったとこでは速やかに損切りを行う必要がある。

 

このスキルことそトレードの中核をなすものなのだが前途してOCO、IFDを

使いそれに任せきってしまうとそのスキルが全く身につかない。

10年、20年やっても勝てないトレーダが誕生してしまうのである。

そう、僕である。

逆張りは目線の切り替えができないと大負けを引き起こす。

相場の7割はレンジである

実際スキャルをしていても確かにと思う。

なのでどうしても逆張りをしたくなる。

それは別にいい、エントリーチャンスが多いし、

相場がレンジなら短時間で稼ぐことができるからだ。

必ずトレンド相場はやってくる。

NY時間であれば30分で相場が様変わりすることもしばしば。

 レンジ狙いの逆張りの落とし穴はここにある。

レンジ狙いの逆張りポジは必ずどこかでトレンドの初動に乗せられてしまう。

この時、損切りするのは当然だが、

目線の切り替えができずレンジ狙いのままだと、

チャートが常にエントリータイミングに見えてしまう。

そうすると、逆張り連打をすることになる。

一度やってしまうともう止まらない。

ダメだと思っていてもやってしまう。

トレンドが終わるまで逆張り損切りを繰り返すことになる。

いつか反転すると神に祈りながら。

僕はたまに大負けするがいつもこのパターンで負けている。

明確な判断基準が必要

どこかで線引きが必要。

例えば水平線を引いてここを超えたらレンジ狙いはしない、などだ。

 基準がないとどうしてもトレンド中の逆張り連打をやってしまう。

損切りになって悔しい心理状態でも冷静に相場を判断できる軸を自分の中で構築する。

これがトレード力につながっていくのだろう。

 

 

 

損切り出来るならあとはメンタルだけ

損切りは徹底すること

それができればあとはメンタルの問題。

 全然勝てない時と、何をしても勝てる時。

それの差は紙一重だ。

 例えば何度トレードをしても損切りになり勝てる気がしない時、

一旦風呂でも入って気分をリセットすると今度は何しても勝てたりする。

 これは偶然ではなく必然。

最近それに気が付いた。 

全然勝てないときのメンタルとそこからくる行動

  • 勝てないときは、利食いしない。
  • 負けを一回のトレードで取り返そうとする。
  • 次のトレードで勝つ自信がない。
  • 相場の優位性がなくなってもポジションを外さない。
  • 結果、損切りされる可能性が急上昇する。
  • 自分の感覚にしたがってエントリー、エグジットできない。
  • 相場を見てない。見てるのは含み損、含み益だけ。

何やっても勝てるときのメンタルとそこからくる行動

  • 気分に余裕がある。損益にこだわりがない。
  • 利食いする。
  • ポジションの優位性がなくなったら素直にポジを外せる。
  • 自分の感覚に従ってエントリーできる、エグジットできる。
  • 相場を見てる。運よく利が乗ったらポジションを外すだけ。 

どうしたら勝てるときのメンタルでいられるのか?

勝てるときのメンタル、それが引き起こす行動を

理論的に理解する。その優位性を体得する。

僕は、今まさにその段階に足をかけた。 

  • ノルマを作らない。素直に相場観に従いトレードする。
  • お金をお金と思わない。含み損、含み益を気にしない
  • 口座資金の増減はどうでもいい。
  • 稼ぐのに必要なのは値動き、そこから得られる優位性のみ。
  • でも、重要指標時はのーぽじね。

 

 

大きなトレンドが出やすい相場とは?

・時間帯

市場参加者が大きく変わる時間はトレンドが出やすい。

例えば、ヨーロッパの人達がドル円が100円の時に寝て、次の日起きたら101円になっていたらみんなで売りたくなるのが人情というもの。

これは日本時間でドル円が1円上がった日の16:30分、欧州市場が開いたタイミングの状況ね。

こいうときは特に目立った指標がないならとりあえず売っておけばOKとなる。

 だって、日本10人 VS 欧州50人(イメージ)だったら多数決で欧州の人の感覚に近い価格に相場は動いていくことになるから。これの考え方はいろいろ応用が効く。

これを意識して相場を見ているとそうだねって値動きが沢山出てくる。

 

・ビックニュースが出たとき

これはまぁそうだよね。って感じ

 

要するに相場参加者が思う適正価格と現在の価格に乖離が出たときにトレンドは発生するんだと思う。

 

・複数の通貨ペアがそろって動いてるとき

例えば、ポンド円とポンドドルのチャートがそろって動いてるとき。

これは円やドルと比べてポンドが良く動いている根拠になる。

この様に他の通貨に比べて強い通貨がいるとき、その通貨はしばらくはよく動く。

トレンドが発生したらそのまま伸びていく可能性が高い。

なぜか?理由は上で上げたその通貨で相場参加者と現在の価格に大きな乖離が出ている可能性が高いからだ。

 

そういう時は絶対逆張りしちゃダメ。

これで何度大損したことか。

というかこういう時だけ逆張り禁止、それ以外ならOK

 

なはず、これが実践できれば僕は億り人になれると思う。

たぶん、、、きっと。

 

 

大負けするパターン

僕の大負けするパターンは二つ

一つは損切り幅を広げて放置

普段はしっかり損切りするが負けが込んでくるとやってしまう。

大体損切りに掛り大負けする。

運よく勝ったとしても時間効率がとても悪くなる。

そして、一度それで運よくしのぐとまた同じような状況になったらやってしまい、

結果的に大負けするまでやることになる。

最近これは克服できた。

理屈で体感でこれは意味がないと理解できたからだ。

どんなに負けが込んでいても損切りはスパッとできるようになった。

これはよし。

 

二つ目はトレンド中の逆張り連打だ

これはまだ克服できていない。

これのせいでコツコツと積み上げた利益を短時間で吹っ飛ばすこともしばしば

これも負けが込んできたときに発生しやすい。

 

これだけ上がったんだからそろそろ下がるだろ、いや違うそろそろ下げってお願いします!なメンタルでやっている気がするがトレンドに逆張りしてるので無常に損切りが続く。

逆にこれがなければ資金はバンバン増えていく。

 

頭では理解できていても気が付いたらやっている。体感できていない。

逆張りエントリー時に恐怖感がない。明確な課題だ。

手法を変えるとしばらくうまくいく理由

どうしても勝てないから手法を変えてみるとしばらくは上手くいく。 でも、慣れてきたころにまた勝てなくなる。 そんなループを繰り返した経験はないですか?

私は何度もそのループにはまった経験があります。 理由は簡単で新しい手法を使う時はまだ自分なりのエントリータイミングが 曖昧で確信が無いから相場を見ながらおっかなびっくり取引する。 そうするとエントリーエグジットの軸が手法ではなくて相場になる。 そうすると勝てる。

でも、慣れてきてこの手法で勝てると勘違いすると手法主体で取引してしまい 相場で判断しなくなる。そうすると全然勝てなくなる。

ループはこれが原因。

入口5割/出口5割

慣れてくると入口を軽視しがち

最初は入口を勉強する。

それだけだと勝てないから出口を勉強する。

そうすると資金が増え始める。

だから入口を軽視しがちになる。

 

でも、やっぱり入口は大切

正解は入口5割/出口5割どちらも大切。

入口を軽視すると資金効率が大きく低下する。

相場観が定まらず混乱しやすい。

出口戦略で培われる対応力は確かに大切だ。

でもそれだけではFXで大きな資産を築くのは難しい。